先週、私は25戦で688ポイント失いました。内訳を見ると、4着6回だけで−1,530ポイント。1着5回の+625を飲み込んで、それでも足りません。
雀聖3の順位点は 1着+125/2着+60/3着−5/4着−255。つまり段位を上げるレバーは1つしかありません。4着を減らすことです。
そこで、牌効率を学び直しました。教材は「見るだけで勝てる!ゆうせーの麻雀講義チャンネル」の“配牌からの”牌効率シリーズ。基礎から応用まで11本を通して見て、自分の言葉で整理したのがこの記事です。
結論:物差しは局面ごとに違う
いちばんの収穫は、牌効率はひとつの物差しではないということでした。
| 局面 | 何で比べるか |
|---|---|
| 序盤 | ロスの枚数(その牌を切ると、使えなくなる牌が何枚あるか) |
| 中盤 | 受け入れ枚数(何枚でシャンテンが進むか) |
| 終盤 | 待ちの質(テンパイしたとき、リャンメンになれるか) |
同じ「効率」という言葉でも、序盤と終盤では見ている数字が違います。これを混ぜていたのが、私が形を決めきれなかった原因でした。
序盤:切った牌より、失う牌を数える
序盤の指標は「ロスの枚数」です。その牌を切ったとき、あとで引いても使いにくくなる牌が何枚あるかを数えます。
| 切る牌 | ロスの枚数 |
|---|---|
| 字牌 | 3枚 |
| 端の数牌(1・9) | 11枚 |
| 中張牌(3〜7) | 15枚 |
字牌を切っても、失うのはその字牌の残り3枚だけ。ところが中張牌を切ると、その牌を使えたはずの組み合わせが一気に15枚ぶん消えます。
よく言われる「孤立牌は 字牌 → 1・9 → 2・8 → 3〜7 の順に切る」は、このロスの裏返しでした。順番を覚えるより、失う枚数で考えるほうが応用が利きます。
中盤:ターツは「種類」ではなく「変化」で比べる
ターツの優劣は ペンチャン < カンチャン < リャンメン。ここまでは誰でも知っています。
大事なのはその先で、同じカンチャンでも価値が違うという点です。ある形はリャンメンへの変化が1種4枚しかないのに、別の形は2種8枚ある。つまり比べるのは種類ではなく、変化の種類 × 枚数です。
- 158から1枚外すなら1。8を残す側だけがリャンメン変化を持つからです(1を外した裏目はペンチャンかリャンカン止まり)。
- くっつきの2247は4を切る。受け入れが39枚あり、もう一方の35枚より4枚多い。
- 門前でトイツが3つあるときは、いちばん弱いトイツから払う。弱いトイツを残すと、変化の芽を自分で消してしまいます。
終盤:テンパイの「種類別枚数」で決める
イーシャンテンからの選択は、受け入れの合計ではなくどんなテンパイに何枚で行けるかで比べます。アタマのないイーシャンテンで「なかぶくれ」を処理する例では、こう分解されていました。
- 打A … リャンメンテンパイ 12枚 / ノベタン4枚 / 単騎8枚
- 打B … リャンメンテンパイ 8枚 / 三面張4枚
合計だけ見ると差がわかりませんが、リャンメンテンパイの枚数で見ると前者が明確に上です。和了率にも放銃率にも効くのは、この「押せるテンパイ」の数でした。
答えを動かす2つの条件
1つめは場況。 同じ牌姿でも、関連牌が河に何枚見えているかで選択が変わります。「1枚切れ(=2枚見え)」かどうかで比較結果がひっくり返る例が、そのまま練習問題になっていました。手牌だけを見て切っていた自分には、これがいちばん刺さりました。
2つめは打点材料。 赤5は無条件で抱える牌ではありません。他に確実に使える赤・ドラ・手役があるなら、赤絡みを切って形を優先してよい。逆にタンヤオが確定していて仕掛けやすい手なら、赤を残す判断が立ちます。1122のような形も、メンツ手として見るか七対子として見るかを先に決めないと、正解は出ません。
私の数字に当てはめる
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 和了率 | 20.68% |
| 放銃率 | 10.14% |
| 副露率 | 37.13% |
| 立直率 | 16.19% |
| 4着率 | 19.17% |
| 平均順位 | 2.392 |
放銃率は10%そこそこで、守備は足りています。足りないのは和了率です。そして4着率19.17%。
雀聖3の順位点なら、4着を1ポイントぶん3着に振り替えるだけで、1半荘あたり+2.5ポイント(250×0.01)。私の現在の期待値は1半荘0.6ポイントですから、これだけで数倍になります。魂天までの距離がそのまま縮む計算です。
そのために、次の300戦で自分に課すのはこの3つです。
- 序盤は「ロスの枚数」で切る。中張牌を軽く切らない。
- ターツ選択は変化の枚数を数える。158なら1、2247なら4、3トイツは最弱から。
- 切る前に河を1回見る。関連牌が2枚見えていないか確認する。
数えるのは大変ですが、頻出形は答えを覚えてしまえば時間は使いません。牌効率の勉強は、記憶の作業でもあります。
まとめ
- 牌効率の物差しは局面で違う。序盤はロスの枚数、中盤は受け入れ枚数、終盤は待ちの質。
- ターツは種類ではなく変化の種類×枚数で比べる。
- 同じ形でも、場況と打点材料で答えが動く。
- 私の課題は和了率20.68%と4着率19.17%。4着率1ポイントが1半荘+2.5ポイントに相当する。
次回は、この3つを意識して打った対局だけを切り出して、4着率と和了率がどう動いたかを答え合わせします。累計では動かないので、新規分を分けて測ります。
参考にした動画(見るだけで勝てる!ゆうせーの麻雀講義チャンネル)
- 孤立牌を切る基準(第1回)
- 不要ターツの選び方(第2回)
- 門前3ヘッド最弱理論(第4回)
- 158の外し方(第17回)
- 端の連シャンポン1122(第19回)
- 序盤と終盤で牌効率は違う=ロスの枚数(第28回)
- なかぶくれのさばき方(第31回)
- くっつき2247(第38回)
- 赤578のさばき方(第43回)
- 1233と6(第49回)
データの出どころ
動画の内容は私が視聴して自分の言葉でまとめたものです。枚数などの数値は各動画の例題に基づくもので、牌姿が変われば結果も変わります。正確な受け入れ枚数は牌効率ツールでの再確認をおすすめします。
もっと詳しいデータを見たい方へ
ここで挙げた3つの基準を、実際の5アカウント分のスタッツ(四位率・平均順位・点数期待)と突き合わせた記録は、noteの有料記事にまとめました。下振れした週に何を間違えていたかも、局面つきで書いています。
【雀魂】雀聖3が魂天に行けない理由|5アカ・のべ8,244戦の牌譜で答え合わせした全記録(note・250円)
無料で読める範囲でも、5アカウントの四位率がどこで割れているかまでは書いてあります。



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