対局が終わったあと、増えた(減った)段位ポイントが何点なのか、その場で計算できますか。
私は5つのアカウントで雀魂を打っていて、毎週その段位ポイントを記録しています。ある週、3つのアカウントで93戦ぶんの牌譜が揃ったので、対局結果だけから段位ポイントの増減を計算できるかを検証しました。結果、1ポイントの誤差もなく再現できました。
この記事では、その計算式と、段位ごとの4位減点の一覧をまとめます。
結論:段位ポイントの計算式
段位pt = 順位点 + 切り上げ( (素点 − 25,000) ÷ 1,000 )
ポイントは2つです。
- 順位点は「段位」と「部屋」で決まる(4位減点は段位、1位・2位は部屋)
- 素点の端数は切り上げ(四捨五入でも切り捨てでもない)
4位減点は「部屋」ではなく「段位」で決まる
ここは勘違いされやすい部分です。金の間でも玉の間でも王座の間でも、4位の減点は同じ。変わるのは自分の段位のほうです。
四人麻雀・南場の4位減点は次のとおりです。
| 段位 | 4位減点 |
|---|---|
| 雀傑3 | −165 |
| 雀豪1 | −180 |
| 雀豪2 | −195 |
| 雀豪3 | −210 |
| 雀聖1 | −225 |
| 雀聖2 | −240 |
| 雀聖3 | −255 |
雀傑2以下はこれより小さく(0〜−120)、段位が上がるほど1回のラスが重くなる作りです。
東風戦と三人麻雀では数字が変わります。雀聖3で比べると、
| ルール | 雀聖3の4位減点 |
|---|---|
| 四麻・南場 | −255 |
| 四麻・東風 | −140 |
| 三麻・南場 | −320 |
| 三麻・東風 | −175 |
東風戦は減点がおよそ半分、三麻の南場はさらに重い。「ラスを引きたくないから東風で打つ」は、減点だけ見れば理にかなっています。
(出典:雀魂牌譜屋で使われている段位別の減点テーブル。雀聖3の−255については、私の実データ93戦で一致することを確認しています)
1位・2位のポイントは部屋で決まる
こちらは部屋で変わります。玉の間・南場の場合は次のとおりです。
| 順位 | 玉の間・南場 |
|---|---|
| 1位 | +125 |
| 2位 | +60 |
| 3位 | −5 |
| 4位 | −255(雀聖3の場合) |
3位が−5しかない、というのがこの表のいちばん大事なところです。3位は実質ノーダメージ。減るのは4位だけです。
(王座の間は1位+135/2位+65と上がります。こちらは私の牌譜では検証していないので、以下は玉の間の数字で話を進めます)
素点は「切り上げ」だった
残りは素点ぶんです。持ち点から25,000を引いて1,000で割る、までは分かりやすいのですが、端数の扱いが問題になります。
3アカウント93戦で検算しました。
| アカウント | 順位点の合計 | 素点ぶん | 計算値 | 牌譜屋の実測 |
|---|---|---|---|---|
| A(71戦) | +610 | +76 | +686 | +686 |
| B(16戦) | +340 | +97 | +437 | +437 |
| C(6戦) | +555 | +42 | +597 | +597 |
3アカウントとも、ぴったり一致しました。ここで素点を切り捨てで計算すると +18/+82/+36、四捨五入だと +48/+89/+39 にしかならず、どちらも合いません。切り上げだけが合います。
実際に計算してみる(玉の間・雀聖3)
例1:1位・32,200点
125 + 切り上げ(7.2) = 125 + 8 = +133
例2:3位・24,100点
−5 + 切り上げ(−0.9) = −5 + 0 = −5
25,000点を割っていても、3位ならほぼ減りません。
例3:4位・1,000点
−255 + 切り上げ(−24) = −255 − 24 = −279
例4:4位・24,900点
−255 + 切り上げ(−0.1) = −255 + 0 = −255
4位は持ち点がいくらでも、−255からのスタートです。
4位1回を取り返すには、1位が3回必要
雀聖3・玉の間で4位を1回引くと−255。これを取り返すには、
- 1位(+125前後)なら 3回(2回では250で足りない)
- 2位(+60前後)なら 5回
- 3位(−5)では 一生取り返せない
逆に言えば、ラスを1回でも3着に変えられれば、それだけで+250相当です。私が「トップを増やす」より先に「ラスを減らす」ほうを優先しているのは、この非対称性があるからです。
実際、私の5アカウントは累計平均順位が2.372〜2.404とほぼ横並びなのに、4位率は16.56%〜19.17%まで割れていて、段位ポイントの差はそこから生まれています。
この四位率の中身(5アカウント分のスタッツと、ラスが増えた週に何をしていたか)は、noteの有料記事に全部並べています。
牌譜屋で自分の数字を見るときのポイント
雀魂牌譜屋(非公式)でプレイヤー名を検索すると、部屋別のスタッツが見られます。段位ポイントまわりで見るべきは2つです。
点数期待:1半荘あたり平均で何ポイント増えているか。この数字がそのまま「昇段の速さ」です。私の5アカウントでは1.0〜6.7と6倍以上の開きがありました。和了率はどのアカウントも20.3〜20.9%でほぼ同じなのに、です。
安定段位:いまの成績を続けたときに落ち着く段位。雀聖3で止まっているアカウントは安定段位も聖3〜聖4で、数字が正直に出ます。
そして、残りの半荘数はこう計算できます。
必要な半荘数 = (9,000 − いまの段位pt) ÷ 点数期待
※これはいまの点数期待がそのまま続くと仮定した理論値です。実際は上振れ・下振れで大きく前後しますし、打ち方が変われば期待値そのものも変わります。目安として読んでください。
まとめ
- 段位pt = 順位点 + 切り上げ((素点−25,000)÷1,000)。93戦で1ptの誤差もなく再現できた
- 4位減点は部屋ではなく段位で決まる。雀聖3は−255、雀豪1は−180
- 東風戦は減点が約半分(雀聖3で−140)、三麻・南場は−320とさらに重い
- 1位・2位は部屋で決まる(玉の間は+125/+60)。3位は−5でほぼ無傷
- 4位1回(−255)を取り返すには1位が3回必要。ラスを3着に変えるだけで+250相当
毎週5アカウント分の段位ポイントを記録しています。実際の増減と検算はこちらの記事にまとめました。
もっと詳しいデータを見たい方へ
この記事の検算に使ったのは、5アカウント・のべ8,244戦の記録です。5アカウント分の全スタッツ(9月の4回ぶんのスナップショット)、25戦で688pt失った週に何を間違えていたかの記録、自分のアカウントで魂天までの距離を出す計算シートは、noteの有料記事にまとめました。
【雀魂】雀聖3が魂天に行けない理由|5アカ・のべ8,244戦の牌譜で答え合わせした全記録(note・250円)
無料で読める範囲でも、5アカウントの四位率がどこで割れているかまでは書いてあります。



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